この地球に生きるものたち(私たちも含めて)
太陽や月の影響を受け取っています。
太陽の光は、多くの生物にとって大きく
影響を及ぼしていますが、
月も影響を及ぼしていることが、
昔の方々はよく知っておられて、
農法に取り入れていました。
![](https://www.igofumiko.com/uploads/2021/05/moon-5383710_1280-1024x455.jpg)
農作物の成長には、月の満ち欠けが
大きく関わっており、その栽培方法とは、
月の満ち欠けによって、
播種(種まき)、肥料の配分、草取り、収穫などの
作業を変えるというものです。
月の満ち欠けの周期は、
新月→上弦の月→満月→下弦の月→新月へと移り変わります。
農作物の成長も常に一定ではなく、月の満ち欠けによって変化します。
例えば、新月から7日~15日前後は、
成長速度がピークよりも落ちてきます。
満月の期間15日~22日前後では、成長速度が急速に上昇し、
次の新月にむかって、成長が緩やかになっていきます。
これは、あくまでも基本で、
下記の種類別に分けますと、
「根野菜」「葉物野菜」「穀物&豆類&実のもの」「花類」によって
播種~収穫までの栽培方法が違ってくるのです。
このような月の満ち欠けに沿った栽培方法は、
「バイオダイナミック農法」と呼ばれています。
人智学者ルドルフ・シュタイナーによって提唱されているもので、
地球がもっとも影響を受けやすい月の運行にあわせて
栽培方法を変化させていくというもの。
自然栽培、有機栽培、無農薬、化学肥料無使用だけでなく、
月のリズムによる、農作物の成長過程を意識した播種~収穫を行うことで
より濃厚な味に仕上がるということなのです。
前回からの続き。
45年前から有機栽培をされている広島の寺岡有機農場様にて
この「バイオダイナミック農法」を取り入れてくださり、
次の世代に種をつないでいける「固定種の種」の人参で
昨年の8月の満月の日に播種、11月の新月の期間に収穫をしていただいた
「月下人参」
播種と収穫には、私も参加し、
農業の大変さを目の当たりにしました。。
この「月下人参」は、
一年に一度の美味しく人参が出来上がる季節の
満月の日に種を蒔き、新月前に収穫する
(月の暦カレンダーの根の日にて選定)
古来から行われているバイオダイナミック農法を
取り入れた循環農法にて栽培しています。
種まきカレンダーにて選定
![](https://www.igofumiko.com/uploads/2021/05/4107dTUxdL._SY344_BO1204203200_.jpg)
収穫した月下人参をその場で、
搾汁し、飲んでみると、、、
それはそれは、
甘みも凝縮されていて濃厚で美味しい味でした。
多くの方々に飲んでいただきたいと思い、
保存ができる
「月下人参ジュース(オーガニックキャロットジュース)」
としてできあがりました。
来週には、何度も、何度もやり直しした
Webサイトが来週、出来上がります。
一部のお店では販売していただいていますが、
やっとWebでもお披露目できます。
たくさんの方々に飲んでいただきたい
「月下人参ジュース」
よろしくお願いします。
![](https://www.igofumiko.com/uploads/2021/05/IMG-0636-720x1024.jpg)