肩書きはいらない。

自分はどのような人か。
というのを表すには肩書きがいる。

といったことが、
一時期すごく流行ったように思う。

○○コーチ
○○家
○○○スト

などなど。

もっと差別化したい人は
まだこの世にない肩書きを造語で作ったりね。

個人が活動するには、あなたは「誰か」という
一言でわかるための肩書きがないと
相手にわかってもらえないし、
差別化できないということで、
必死になって考える。

また活動をしていくためには、
ブログを開設し、ブログタイトルを考え、
キャッチコピーを入れながら
自分の経済活動(ビジネス活動)につなげていく。

何かを始める場合は、
まず、この「肩書き」とやらが
とても重要視されていたように思います。

私もウンウン考えていたそのひとりでしたが、
結局、肩書きやキャッチコピーとやらは
自分では考えられなくて(ピンとこなくて)
ビジネスに関しては、プロジェクト名で活動していました。

そして、実名&実写が主流の
Facebookが流行りだし、

流れは、徐々に「個人」になり、
肩書きよりも、この人は日々何をやっていて、
何を言っている人か。

といった、その人の活動自体に視点が
集まり出すようになりました。

活動自体に視点が集まるようになってくると、
他人の活動を見て、落ち込んだり、
影響を受けたりする人も増えて、

1日のうちに何度も何度も
SNSを覗くようになる。それはSNS症候群と呼ばれる
社会現象にまで発展。

アクセスやいいね!を集めたいがために、
リアル充実度合いを偽造する人も増えたり、
他人の活動を批評したり、
個人的な愚痴を吐きこばしたりと、

一億総表現者時代になってくると
様々な表現者の方々が増えました。

そしてやがて、偽善表現者や盛った投稿は、
見透かされていくようになり、

本当に活動をしている人。
コツコツと努力している人。
失敗をしながらも自ら挑戦している人。

に視点が集まるようになり、

その人の挑戦、活動の過程が多くの人を巻き込んでいき、
いろんな拡がりが生まれ出してきました。

こうなってくると、
ますます、「肩書き」などは重要ではなくなって
きているように感じます。

肩書きやキャッチコピーや会社名での
活動ではなく、
個人名で活動をする時代の本格的到来。

自分の名前で正々堂々と活動するということは、
サービス名、プロジェクト名自体に
その主催者の名前が明記されているということ。

つなわちそれが
個人の覚悟である。

と思います。

今流行りのオンラインサロンを見て見ても
サロンオーナーの名前がサロンタイトルになっているものが
活動を拡げていっているように感じるのは、

自分の名前をサロンタイトル名に入れるということが
運営責任から逃げ出さない(出せない)覚悟がきまるからなのかなと。

これは、あくまで私個人の知見たっぷりな偏った意見ですので、
そうでない方を否定していると言うわけではなく、

自分の顔と名前(本名)を堂々と出し、表現することが
もっともエネルギッシュになることだと私個人はそう感じたまでです。

ということで、私も自分の名前をタイトルに出した
商品開発研究所「井後史子Mother Labo」を立ち上げました。

えらそーに、書いてきましたが、実は、
このタイトルにたどり着くまでには、かなりの覚悟がいったのですよ。。

「自分の名前での表現は覚悟の証である」
ということを私自身も実験していきます。
(たとえひとりでも活動をやめなければなんとかなります。きっと。 笑)

ここの「井後史子Mother Labo」では、

様々な商品を開発し、市場に流通させていきます。
その中で、起こりうる事を実際に試してみることで
どのようになるか。

また、関わる方々の強みを掛け合わせながら
多面的に拡がっていくのを実験していきます。

ご興味ある方はこちらにお越しくださいませ。
(FBグループにてご招待いたします)
※グループ参加は無料

井後史子

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