昔、起業したてのころ、
沢山の諸先輩の方々と、ご一緒させていただく度に
ご馳走になることが多く、いつもありがとうございます!という
感謝の気持ちと、申し訳ない・・という気持ちが混ざっていて、、
早く、自分も堂々と奢れるようになりたいと
強く願ったものでした。
それから月日が経ち、、
奢りおごられつつ、大人的な対応ができるようになって、
そんな淡い思いを描いていたこともすっかりと忘れていた昨今。
「是非奢らせてください!」と。
素敵な女性からラブコールが届きました(ビックリ)
彼女は、シングルマザーで、
2人の子供を育てながら必死に働き、
学費を工面し子供たちを立派に育てながら、
頑張っていて、
いろんなものを手放し、
途中、何度もくじけそうになりながらも
悔しい思いをしながらも逃げずに現実と向き合い、
やっと将来の道筋が作れたからと
お誘いの連絡をもらったのです。
もう、ウキウキしながら行ってきましたよっ!
ここに至るまでの彼女の頑張りぶりがわかるだけに
一つ一つ美味しくいただき楽しい時間を過ごさせていただきました。
ごちそうさまでした❤︎
人生は、天候と同じで、晴れの時もあれば、
雨の時もあり、嵐や、大型台風の時もあります。
幸せと思っていたことが、
後々になって災いを生み出していたこと発覚したり、
災いが転じて、幸福につながることもあるということ。
幸不幸は予期し得ないもので、幸せが不幸に、不幸が幸せに
いつ転じるか分からないものだから、
いっ時の状況で偉そぶったり、必要以上に悲しんだりすべきではない、
そう。「人間万事塞翁が馬」。
過去のどの経験も、ひとつとしていらないものはなく、
楽しい経験はもちろん、たとえ「忘れてしまいたい」と
思うようなことでも、
すべては生きていくために必要な経験だったということ。
失うことを気にしすぎたり、
無くなることを恐れていたら
未来の可能性は小さくなっていく。
前に進むためには、今いる場所から離れる勇気も必要。
欲しいものを得るには、何かを捧げる決意も必要。
進化していくためには、脱皮をするかのごとく
何かを捨てていくことが必要。
これは自然界の原則。
岐路に立ったときは、他人の価値観ではなく、
世間からどう見られるかは関係なく、自分が幸せになれる選択が
遠回りのようで、最善の道であり、
幸せかどうかを決めるのは世間ではなく、自分自身。
人生は短いもの。
今、毎日顔を合わせている人と、ある日突然会えなくなる
日がくるかもしれないのですから、
後悔を残さず生きていきたいものです。
改めて自分はどうだったかなあと思いをはせながら
少し秋を感じる夜を過ごしています。