葉っぱビジネス。

2ヶ月に一回ビジネス視察ツアーを
組んでいまして、

昨日は、徳島県勝浦郡上勝町の秀逸な
ビジネスモデル「葉っぱビジネス」を
視察しに行ってきました。

徳島県勝浦郡上勝町(かみかつちょう)
村の人口1500人。

そのうちお年寄り(65歳以上)
が約50%という、四国一小さな集落ですが、
日本中はもちろん、世界中から注目を
浴びている町なのです。

注目のされているのは、
「葉っぱビジネス」と
「ゼロ・ウェイスト」。

葉っぱビジネスは、ご存知の方も
多いかと思いますが、

葉っぱ=つまもの商品。
日本料理を美しく彩る季節の葉や花、
山菜などを、お年寄りがパソコンやタブレットを
駆使して、自分の庭で育てた葉っぱを
収穫し日本全国へと出荷するという
農業ビジネス。

ゼロ・ウェイストは「ゴミ・ゼロ宣言」
のことで、2020年までにゴミをゼロに
するという取り組みです。
現在、ゴミの分別も45種類にわけることで、
リサイクル率80%まできているそうです。

また来年には、総合宿泊施設ができるそうで、
それもなぜゴミを?という「WHY」という

施設そのものの作りが「?」のカタチをしている
注目のリサイクル施設。
(ここはオープンしたら行ってみたいなー)

視察にて「葉っぱビジネス」の成り立ちを
映像にてみさせてせていただきました。

映像では、
今から30年ほど前。
上勝町に局地的な大寒波が襲い、
村の唯一の特産物であった、
「温州みかん」の畑が壊滅的になり、
農家さんの生活が困難になるぐらい
壊滅的になり、

その時、上勝町を救うために
1人の若者が立ち上がり、
様々な苦労を乗り越えて、
今まで現金化されていなかった、
日本料理のつまものを売る
「葉っぱビジネス」を立ち上げられました
というものでした。。

STORYも素晴らしかったのですが、

何よりも、一番印象的に残ったのは、
葉っぱビジネスで、1000万以上稼いでいる
おばあちゃんがいるとのこと!!!

おおーー!!これは将来、100歳まで
生き抜いてやるという私の個人的な
野望?のパイセン(先輩)として
参考になるわと。

ワクワクが止まらない感じで、
実際に葉っぱビジネスをされている
西陰おばあちゃんに会いにいってきました。

聞けば聞くほど、
葉っぱビジネスの仕組みが、
面白くて、

おばあちゃんたちの売り上げ成績表の公開。
毎朝8時に農協JAから葉っぱに関しての
注文数がWebに表示され、それを早い者勝ちで
クリックし入札していくというもの。

クリックして、獲得できた日とできない日の
精神的にも肉体的にも健康度合いが全く違うらしく、
パソコンやタブレットを駆使しながら、
いかに効率的に仕事を取っていくかということ、

おばあちゃんたちに、
良い競争意識が芽生えているからこそ、
生き生きとしているのだなと感じました。




西陰おばあちゃんの仕事場で、
実際の入札の仕方を教えてくれている姿です。
(タブレットの使い方が上手い!)

ちなみに西陰さんは、80歳です。
100歳まで現役で働くわよーって
言われていました。

帰り際に、
「あなたファイスブックやってる?」
「フェイスブックで繋がりましょうよ」と。

驚きと嬉しさで、その場で、FB友達に
なりました。

さすが、パイセン。
私も元気なおばあちゃんになりたいです!

今現在も、日本のつまもの市場の7割は、
こちらの上勝町の
おばあちゃんたちが担っています。

これから、日本料理についてくる、
”つまもの”を見るたびに、ここの元気な
おばあちゃんたちを思いだすでしょうねー。

とても元気をもらいましたー。
また来ますっ!

よかったら、上勝町に訪れてみてください。
元気がもらえますよー。

こちらも参考まで。

「タダの葉っぱ」が町を救う? 徳島県上勝町の秀逸なビジネスモデル

「葉っぱが町を救う! 2億6000万円を生み出す葉っぱビジネスとは?」


では、今から南へと旅立ちますー。
よい1日を!

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